Phy-M

Phy-M
Phytoplankton's Mother
主成分:緑藻クロレラ

Phy-Mは、
主成分:緑藻クロレラ類ですが、
緑藻クロレラの純粋株では有りません。

継代培養用 親株として御使用下さい。

Phy-Mと飼育槽等で見られる緑水との外観上の違い。

左側 Phy-M クロレラ主体  右側 一般緑水 
クロレラ【Chlorella】5~10μm
三日月藻 【Closterium】50μm

左側:
Phy-M は、鮮やかな緑色をしています。
右側:
飼育槽等で見られる緑色の水、
三日月藻等が主体で黄緑色をしています。

 Phytoplankton 簡易継代培養 
  • はじめに
  • 二枚貝等の飼料としての継代培養ですので、
    滅菌には余りこだわりません。
  • 培養液には
  • Phy-Fを使用します。
  • 培養場所は
  • 室内では明るい窓辺に置きます
    屋外で培養する場合は、水温の上昇に注意して下さい。
    太陽の直射で水温が40℃を越える環境ではプランクトンが死滅し再生不能になります。
  • 1日1回の攪拌で、特にエアーの注入は行いません。
  • 必要な器材類
  • Phy-M:100ml
    Phy-F:5ml
    培養水(汲置き水道水等):1000ml(1リットル)
    培養容器:1000ml
    透明な飲料用ペットボトル等
    ペットボトルを使用する際は、内部を充分洗浄して下さい。
  • 継代培養手順
    1. 培養容器にPhy-M(100ml)を全量注入します。
    2. 培養水を注入して、合計1000mlにします。
    3. Phy-F 培養液を5ml注入し、攪拌します。
    4. 培養容器を明るい窓際又は屋外に置いて下さい。
    5. 屋外に置く場合、太陽の直射を避けて明るい日影に置いて下さい。
    6. 数日を置く事で、光合成で容器内のプランクトンが増殖して緑色が濃くなります。
    7. 5日から10日位で鮮やかな緑色を呈してきます。
    8. プランクトンの増殖度合いは、培養環境に左右されますので、
      培養容器内の緑色を観察しながら汲出し日の調整が必要です。
    9. 増殖が確認出来たら、約900mlを抜き出します。
    10. 培養容器内に残った植物プランクトン(約100ml)を培養株として
    11. 順次、
      培養水及びPhy-F:5mlを注入して継代培養を行ってください。
      増殖日数は、室温及び光合成環境により左右されます。
      室温窓際設置で20℃の場合、約1週間を目安としています。