滅菌培養簡易播種Box

 BGC
Bacillus Guard Culture
 会員相互の情報交換の場として掲載しています。 
蘭の生育過程
  • 複茎性蘭(春蘭、寒蘭等)
    種子→プロトコーム→リゾーム→シュート→根
  • 単茎性蘭(ウチョウラン等)
    種子→PLB→シュート→根

趣味の市場 蘭童


Bacillus Guard Culture
    バシラス(バチルス) ガード 滅菌培養は
    ラン培養の難敵 カビ菌等の雑菌から蘭種子及び培地を保護し
    高価な培養器具、培養手法を必要とせず。
    安価で簡単に
    蘭種子発芽(PLB誘導)、シュート育成を趣味範囲で培養する手法です。

    室内の無風、清潔な場所で手軽に播種作業が可能です。
    (埃、粉塵が舞う風通しの良い場所は不適)
    長時間作業する場合は、室内換気扇設備の稼働が必要です。

  • クリーンベンチ(無菌箱)の必要は有りません。
    画像は、水槽横置きで上部蛍光灯をしようしています。
  • 寒天培地を使用しますが
    培地殺菌のオートクレーブや圧力釜等の必要は有りません。
    従って
    培養容器は耐熱フラスコ、瓶の必要は有りません。
    熱湯に耐えるビニール袋及びプラ容器で培養が可能です。
BGL 
  • Bacillus Guard Liquid
     ガード用液を使用する際は、飲料水等で2倍に希釈し、
    ガード液噴霧用ミニスプレー
    培地及び培養容器、器具に噴霧しガードします。
    簡易ボックス(水槽等)を使用する際は、内部も噴霧します。

    注 意

  • BGLは
    時間経過と共に酸化しガード滅菌効果が低減消失します。
    発送日(製造日)を含め、7日以内に使用して下さい。
    御受取り後、早急に御使用下さい。
  • 既に汚染(コンタミ)された種子、培地の殺菌作用(黴菌除去)効果は有りません。

P L L
  • Protocorm Lead Liquidは、プロトコーム誘導用液です。
 警 告 
 
  • Bacillus Guard Cultureは趣味培養手法です。
  • 趣旨御理解の上 自己責任で御利用下さい。
  • 貴重な種子の培養に使用しないで下さい。
  • BG培養で発生する如何なる事態にも当方は一切の責任を負いません。
  • 充分換気し、密閉した部屋で行わないで下さい。
  • BGL ガード液噴霧を吸引しないで下さい。
  • 15分以上のガード液噴霧作業を行わないで下さい。
  • 誤飲に注意して下さい。
  • 他の薬品と混合しないで下さい。
  • 薬品過敏者はゴム手、マスクを使用して下さい。
  • 噴霧等、使用する際は眼鏡、ゴム手袋及びマスクを使用して下さい。
    薬品に過敏な人は使用しないで下さい。
  • 幼児の手の届く場所に置かないで下さい。
    誤飲をした場合は速やかに医療機関で処置して下さい。
  • 加熱しないで下さい。
BGC 培養法  
  • 寒天培地の作成
  1リットル培地 材料
  1. 砂糖  20g
  2. Phy-F  2ml
  3. ku液 20ml
  4. 粉末寒天 4g
  5. 材料を水1リットルに溶いて加熱沸騰させます。
  6. 寒天培地を培養容器に2~3㎝層に入れ放熱固化を待ちます。
    (ゴミ等の混入を避け軽く蓋をします)
  7. 培地が充分固まった事を確認し、速やかにBGLを噴霧します。
  8. 培地及び容器内部、チャック部を充分噴霧し
    瞬時にチャック密閉し雑菌の混入を防止します。
    ビニール袋の上部を折り曲げテープで固着します。
    瓶を用いる場合は蓋裏も十分噴霧して密閉して下さい。
  • 播 種
  1. BGC播種は、殺菌効果は有りません。
    従って播種に用いる種子は未裂開を使用します。
  2. 種子表面は雑菌で覆われています。
    特に、指で触った種子はカビ菌発生の要因です。
    (指は適度な体温と湿り気と油分はカビ菌の温床です。
    種子表面に付着したカビ菌の除去は重要です。)
  3. 種子表面除菌の70%アルコール洗浄を約5分位い
    振とう洗浄を行います。
  4. 未開種子を割ってシャーレ等に掻き出し
    BGLを噴霧し充分ガードします。
    (種子が完熟し割れている場合は汚染されている可能性が有ります。)
  5. 培養容器に水分が溜まっている場合は排水します。
  6. BGLガードした種子を培養容器に播種します。
    (播種用具はBGLでガードが必要です。)
  7. 播種後、速やかに種子及び培養容器内部、口周辺にPLLを噴霧し
    雑菌の混入に注意しチャックを閉め
    更に、袋上部を折り曲げテープで固着し
    温度変化の少ない場所に静置し発芽を待ちます。
 滅菌培養事例へリンク  
 メリクロン     
  • メリクロン培養事例へ